ドイツ・ブレーメン

昨夜NHKで22時から放送されました。世界遺産への招待状。ドイツ・ブレーメン。
私の第二のふるさと。
留学中は、授業を終えたら寮に帰る前に、必ず毎日あの市庁舎とローラント像のあるマルクト広場に寄っていたなぁ、と。
ついでに、カールシュタットとホルテン(共にデパート)にも寄って。
すぐ側にあるマクドナルドで、「mit nehmen!」(持ち帰り)。
寮で食べた。
懐かしい。

ブレーメンの市役所は世界最古だってこと、昨日始めて知ったさ(´Д`;) (ちなみに旧市庁舎が建てられたのは1405年から1409年、ローラント像が立てられたのは1404年のことだそう)。
いつのまにか、世界遺産に登録されていたのね。
あの風景は600年前と変わっていないんだって。
ましてや私がいた頃となんら変わることもなく。
あのマルクト広場はクリスマスが近くなると、クッキーの屋台がびっしり並んで、広場近くの大通りまで甘い匂いでいっぱいになるんだよね。

懐かしくて涙が出そうだった。てか、出た。
恋しくて、もどかしいほど懐かしくて。とっても幸せだった時代。
私の幸せのすべてがあそこにあるような気さえするよ。
今はもう、そう簡単には行けないけれど。
それだけになんだか見てて辛かった。

ネットで世界と簡単に繋がる時代になったのに、未だにドイツ時代の友人達とは連絡がつかず。
『私の名前.de』ちゅう貴重なドメインも、どこぞのアホのレジストラのせいで他人に獲られたし。
じっとテレビで見る以外何も出来ない自分に鬱。

死ぬまでには一度は帰りたいな。私の大事なあの場所に。

This entry was posted on 火曜日, 10月 6th, 2009 at 19:37 and is filed under 日記雑記. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

2 Responses to “ドイツ・ブレーメン”

  1. Fukumaru より:

    懐かしい、懐かしいブレーメン。
    どのまちも旧市街に大聖堂と市場広場、新市街にテレビ塔とショッピングアーケード。画一化された都市構造のなか、ブレーメンほどレース飾りのように繊細でやさしい街並みななかったように思います。
    あのたくさん歩いたに入った、少し斜めになったお茶屋さん。その優雅で素朴な雰囲気は今でも忘れられません。石畳チョコ?は今のロイズチョコの原型かとも思います。
    そんなブレーメンが『帰る場所』として持つゆうとさんがうらやましいです。

  2. yuhto より:

    ドイツでは本当にお世話になりましたー^^
    Fukumaruはフランクフルト、私はブレーメンだったから、何度も何度も電話して、迷惑もいっぱいかけた。ごめんね。

    ブレーメンは、いわゆる「古都」なんだそうですねぇ。
    歴史や古い物が大好きな私にとって、やっぱり愛すべき街だったんだなぁ、と思います。
    ドイツに行ったことのない人は、行く前はあんまり興味のない人が多いらしいのね。
    ヨーロッパのツアーかなんかで組み込まれていて、興味ないまま仕方なく(?)行くこともあるみたいで(笑)
    でも、行ってみると「すごくよかった!」って。「一番よかった!」って言ってくれる人が結構いてくれて嬉しくなる。

    また行きたいよね。ドイツ。

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