Archive for the 新選組 Category

辞めたいのに。なかなか上手くいかない。

7月 2nd, 2011 Posted in 新選組, 日記雑記 | no comment »

本気でさっさとサイトを閉じてしまいたいんだけど、そうなると困ることがいくつか出てきた。
前にも進めず、後ろにも引けず、宙に浮いた感じで辛い。

サイト全盛時代は随分叩かれた。大きなサイトだったから目立ったのか、ありもしないこと、言ってもいないことで、あちこちで叩かれた。
勿論、励まして応援してくれた人も沢山いて、大河の時なんて、三谷幸喜さんにメール貰って(当時三谷さんも一部で叩かれていた)、恐れ多くも辛さを共有してくださったこともあって随分心強かった。
今、送られてくるメールの数は、当時の1/100以下に減ったけど、それでも励まされることもあって、なんだかんだとやってきたのだけれど。

今は、サイト運営しているからどう、って時代でもなくなった。
注目度も全くなくなったし、辞めても気づかれもしないくらいだと思う。だから、そういう意味ではいつ辞めてもいいんだけど。
原点に帰りたい。
もともと、世間でメジャーな、歳三と沖田の組み合わせが嫌いで、勇と歳三こそ新選組の要だと思ってきた。史実がそうだから。
歳三と沖田の仲の良いエピソードなんて史実には殆ど無い。むしろ仲が悪そうな感じすらする。
でも、勇と歳三の絆を示すエピソードは山のようにある。これが史実。事実。

それをどうやって世間に伝えたら良いんだろう、って随分悩んだ。
腐女なので、勇×歳三を書きまくってその絆の基本をアピールしようと思った。これが1995年にHP始めた原点。
昔、「土方ゆうとは史実だなんだ、と言っておきながら、陰でホモ小説書いてる」って叩かれもしたけど、私にとっては、勇×歳三は陰でやってることじゃなくて、むしろそっちがメインだった。いや、今でもそうだけど。

でも、それだけじゃ今度は変な誤解を生む。勇と歳三に絆はあったけど、恋愛関係があったわけではない。(と、思う(笑)わからんけど。あったかもしれんが(笑))
だから、史実をきちんと伝えるサイトを付随して作ろう、と思った。それが『新選組百科事典』。
小説で勇と歳三の絆に興味を持って貰って、そこを入り口に、史実の新選組を知って貰おうと。
ところがなんだか、こっちのオマケの方が有名になってしまって、まぁ、それはそれで悪いことではないので、そのままで、今日まで来た。
でも、本当にやりたいのはこれじゃない。
勇と歳三のことを、やりたい。原点に返りたい。
でも、それをやるには、誤解を生まないよう、史実もきちんとアピールしておかないといけない。でも辛いんだ。ほんとに。
史実の方を辞めるなら、勇と歳三のことも辞めないといけない。そうじゃないと、自分の中で、正義が折り合わない。
歳三に対しても、どうしてもこの正義を貫きたいのだ。じゃないと彼を好きでいる資格はないと自分で思うのだ。

昔のように、何か一言書けば、大きな反響があって、賛同されたり叩かれたり、と騒がれた時代とは違い、今はもう私のサイトも目立たなくなり、役目も終わりな感じで、何でも気楽に発言できるし気楽にサイト運営も出来るから、好きなことを好きなようにやれば良いんだけど、自分の中で矛盾点を持ちたくない。そんなことになったら歳三に本当に申し訳がない。
いっそのこと全部辞めてしまおう、と思うんだけど、商業誌なんかで歳三と沖田の話とかを見ると、あぁ、辞められない……、頑張らないと、とも思ってしまう。

勇と歳三にこだわり続けてきたのが私の人生。ここで終わっていいんだろうか、と今日も悩み続けている。

SD土方歳三という男

4月 3rd, 2010 Posted in ドール, 新選組 | no comment »



この私がわざわざ京都まで迎えに行ったってのにそっぽを向いた男が、ついに東京の私のとこまでやってきた。
ただし、女の子たちの手を借りて。ここらあたり、この男らしいかも┐(´ー`)┌
んもう。最初っから素直に来いってんだ。ひねくれ者め(*´エ`*)
あぁ、嬉しい♪

桃、戒音さん、うちの旦那。心から本当にありがとう゚(PД`q゚)゚。
京都でダメだった時、放心状態だった私を一生懸命励ましてくれた二人のお嬢さん&おじさま、本当にありがとう゚(PД`q゚)゚。
みんなのお陰で、アフターで無事ゲットできました?!!

可愛がるぞ?!
なでくり回すぞ?!
あんなことやこんなことまでして遊ぶぞ?(*´д`*)ハァハァ
゚+。(嬉´Д`嬉)。+゚



桃んちのもーちゃんといきなりいちゃいちゃなこの男。かわえぇのぅもーちゃん(*´エ`*)



久しぶりに逢った紫輝の相変わらずなへたれっぷりに感動!(*´エ`*)

ヴァンパイア

3月 23rd, 2005 Posted in 新選組 | no comment »

エジプト熱と中国熱が交互にやってくる私ですが、ここんとこどちらもこない。
と思ったら、久しぶりに来ましたよ、ヴァンパイア熱が。
久しぶりにブラム・ストーカー作を読み返しております。

怪奇猟奇といえば。
フランスの鉄仮面の話も興味深いんですが(ディカプリオの「仮面の男」は、お気に入り映画ベストスリーに入りますな)、最近では、ドイツのカスパール・ハウザーかな。
1800 年代、いきなり現れた孤児。言葉もマトモに話せず、閉鎖された空間で育ったらしい。足がものすごくキレイで、何人かの保護者に傅かれるようにして育ったのではないか、と言われている。しかし、まだ20代のうちに何者かに呼び出されて暗殺。彼が何者だったのかはまったくわからない状態。
彼に関しての書籍も今、いくつか読んでいる最中です。
読書三昧できることは幸せですな。

大河ド素人コラム(恥)

4月 6th, 2004 Posted in 新選組 | no comment »

大河ドラマを見て毎週素人なコラムを書いております。
こんな素人コラムを楽しみにしてくださっている方が思ったより多くいらしてくださって、本当に恐縮というか申し訳ない感じ。とてもありがたく思ってます。ありがとうございます。

放送終了直後から週明けにかけて、いろいろな方から「今日はまだ?まだアップしてないの?いつ?」というメールを大量に戴くのですが、私は毎週、日曜日は出先にいることが多くて週明けにビデオを見てからでないとコラムが書けないのです。

ただ、ビデオをゆっくり見る前に、なにより仕事(本業)もありますし、読みたい本や、見たいテレビ番組もありますし、猫の世話もあるし、皆さんからのメールのご返事書きや(ご返事はすぐに書かないとどんどん溜まってしまうので出来るだけ早く書くようにしています)、掲示板の管理など、先にやらなければならないことが山のようにあります(泣)
そういう仕事をある程度片づけてから、ビデオを見てそしてコラムを書いています。

コラム書きの優先順位は私にとってはそれほど重要ではなくて(素人の勝手な戯言ですから……)、最後の方のつもりでいるのですが、あまりに催促のメールが多いので、最近は他のことを多少犠牲にしてでも早めに書くようにはしています。
が、やっぱり無理なときもありますので、どうか気長にお待ちいただけると助かります。

皆さんが「楽しみ!」と言ってくださることは本当にありがたくて、励みになります。そういうお声を戴かなかったら、コラムは今まで続いていなかったと思うんですよ。

なので皆様には感謝しています。本当にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします

新選組展

3月 24th, 2004 Posted in 新選組 | no comment »

小島先生と師匠が、江戸東京博物館で催される新選組展の招待状と芹沢鴨の次兄が天狗党騒ぎで死んだという資料を送ってくださった。
いつもありがとうございます。
鴨さんの次兄「芹沢」姓なんですねぇ。知らなかった。
新選組展は4月3日からだそうですよ。楽しみですね。

話変わって。
長さんの告別式でしたね、今日。
行きたかったなぁ(´;ω;`)うぅ…
全員集合っ子世代でしたからね。私も。
同世代の女性達が泣いてインタビュー受けていましたけど、なんだかすごくわかる。
8時になると、どの家庭も家族がTVの前に集まって家族で笑った時代。翌日は学校で友達と盛り上がったあの頃。
今の時代とは違う、昭和のあったかい懐かしい時代が終わってしまったんだなぁ、って。そんな気がします。寂しいな。
長さん、ありがとうございました。

新暦と旧暦

9月 16th, 1999 Posted in 新選組 | no comment »

時々、新暦と旧暦の使い分けを尋ねられる。
基本的には、旧暦の時代は旧暦で、新暦の時代は新暦で考えたいですね。
というのは、やはり、それぞれ、「良さ」があるから。
例えば旧暦だと、毎月15日が満月なんですよね。これで、赤穂浪士の討ち入りは12月14日だから満月に近い夜、つまり明るい夜だった、ってことが、すぐに分かる。
新選組の歴史を見ても、旧暦のままで見てみると、いろいろなことがわかりますね。池田屋事件の時は、月はやや、暗かったんでしょうね。

人気投票

4月 16th, 1999 Posted in 新選組 | no comment »

「人気投票」のコメントを見ると、いかに皆さん、史実の歳三や沖田に興味がないか、わかりますねぇ(苦)
「史実は違うんだけどなぁ」という理由で「好き」と言っている人が半分近くいますね。
「それ、本当は違いますよ」と言ったら、どうなるんでしょうね。そしたら、好きじゃなくなるんでしょうか。
なんだか、歳三達が可哀想……。もっとも、彼自身は何も気にしちゃいないのかもしれませんけど……。

天然理心流

4月 6th, 1998 Posted in 新選組 | no comment »

先日、某流派の開所3周年記念のお祝いに出かけた。
主催は、警視庁の方だから、斎藤一の後輩になるのだな。
別の流派からも、お祝い(?)に先生が来ていらして、私は二つの流派の演武を見ることが出来た。
凄い。(今の)天然理心流とは、はっきり言って比べ物にならない。

今の理心流は、型ばかりで、実戦的なことは殆ど学ばない。
二派ある天然理心流のうち、近藤先生の時代の理心流を、どの程度継承しているかというと、一派は50%ほど。もう一派は10%ほどに過ぎないとのこと。
先生は立派な方なのだが、お弟子さんが……(^^;)
以前は、上手い人がいた。けど、そういう人たちは何故か殆ど辞めてしまって、今は、納刀もまともに出来ない、ミーハーな女の子がたむろしている場所に成り下がっているらしい……(^^;)

それに比べて、今回の某二つの流派。
『今の理心流とよく、比べてみてごらん』とある方に言われて、食い入るように見てきた。
さすがに凄かった。(今の)理心流が、女子供の遊びに見えてしまう(^^;)

竹の先を割って作った竹刀で、実戦を披露してくれた。
つまり、演武として動きを事前に打ち合わせするのではなく、本気で立ち会うのだ。
剣道ではないから、面も籠手も胴も、何もつけない。
息づかいも、竹刀の合わせ方も、生々しい。あたりの空気まで緊迫していて、もの凄く怖かった。見ているだけなのに、逃げ出したいくらい、怖かった。
本物の斬り合いって、あんな感じなんだろうな、と、実感した。

それから「後ろから襲われた場合」とか「座っていて、正面から柄を握られた場合」とか「前にいる味方の、その先にいる敵を倒す場合」とか「四方から囲まれた場合」とか実際にあり得そうな場面を想定して、やってみせてくれた。
実にリアルで、強烈な印象を受けた。

本来、武術ってのは、こうでないといけない。
まぁ、女子供でも楽しめる剣術、というのがあってもそれはそれで構わないのだろうが、今の理心流を、勇先生は、どう思って見ているだろう。
少なくとも勇先生の時代の天然理心流は、今回、私が見てきたような、命がけとも言える稽古をしていたに違いない。

花街の妓

1月 2nd, 1998 Posted in 新選組 | no comment »

昨年の6月に、面白いものを手に入れた。
慶応3年当時の、京都、大坂の花街の女性名簿。
そう、幕末の男達が遊び(?)、愛した女達の名簿である。
山南の恋人だった明里は、架空の人物と言われている。確かに、この名簿に名前はない。まぁ、山南の死後、花街から身を引いたのかもしれない。
永遠に追いつかない、私の恋敵の女性の名もある。嫉妬と羨望の入り交じった想いで、彼女たちの名前を見ている。
でも、歳三に触れることが出来ない時代に生まれた私は、むしろ幸せなのかも知れない。側にいて、手の届かないほど、辛いことはないのだから……。