カンマエ先生を辿る旅・3日目(最終日)

1月20日(金)
あっという間の3日間。最終日。
朝ご飯に選んだのは、当然、ソルロンタン。
7話で、ゴヌ君とルミが食べていた、あれですよ。
白いスープに牛肉と麺が入っていて、それにご飯を入れて食べるヤツ。
話には聞いていたが、これもやはり、まったく味がない。
好みで塩を入れて食べるらしいが、どんだけ入れても味がつかんw
せっかくここまで来たんだから、こうなったらヘルシーに徹しようぜ、と思ってほどほどの塩加減で食べてきました。
意外だったのが、牛肉が美味しいこと。(私が知らないだけかな。)
韓ドラでもよく、「牛肉は国産(=韓国産)のものを買ってね!」とかいう台詞があるのですが、そう言うだけあるわ、と思いましたよ。
一番安い値段のより一段上の、牛肉がちょっといいヤツを食べたんですが、それでもすっごく美味しかったですよ!日本の牛肉に負けていない。
今回、牛を食べたのはこのソルロンタンに入っていた牛だけだったので、今度は違う牛にもチャレンジしようと思いました。

ところで、昨日から薄味薄味と騒いでいるけど、でもね。美味しかったよ。量が多くてお腹いっぱいになる割には、すごくヘルシー。
普段から、こういう食事をしないといけないのだな、とつくづく思いましたよ。
それでもって、本当に安い。まぁ、今はウォン安だから余計にだけど。
サムゲタンだって、あんなに凝ってるのに日本円で1000円しない。サムギョプサルもソルロンタンも700円くらい?

朝っぱらからお腹いっぱいになって、南大門市場へ向かうことに。
明洞からは余裕の徒歩圏内。
今、自宅では韓国のあのステンレス箸&スプーンを使っているんだけど、日本の木製のより、清潔でエコでいいんだよね?。
昔から梅柄が好きなので、梅柄の彫ってある綺麗な箸を見つけて、すごく気に入って愛用しているので、それはそれでいいんだけど、細い線で梅が彫ってあるので、ちょっと地味と言えば地味なんですな。なので、もうちょっと派手目な梅柄を探しに行こうと。
あと、お土産とか、なんか韓国らしい工芸品みたいなのも欲しくて。
で、目についた小さな工芸品屋さん。可愛いものがいっぱいあるので、そこであれこれ物色。
日本人のおばさんのお客さんが2人いて、店のおじさんに、まけろ、だの、ペンを一本おまけにしろ、だの散々言いまくっていた。
けど、おじさん、何故かそっちを適当にあしらって、私の方に一生懸命接客してくれる。
別に私が若くて美しいわけでは決してないw2人のおばさんと、大差ないw
なんで構ってくれるのかわからないけど、螺鈿の鏡とか、小さな巾着とか、お箸セットとか、なんだかんだと、5万2千ウォン(日本円で3400円くらい)
それを、何も言ってないのに4万ウォン(2700円くらい)にしてくれたよw
さっきのおばちゃん達には、ペン1本、オマケにつけてあげなかったっぽいのにw
これも、我が(心の)夫が起こしてくれた奇跡に違いない(*´ω`*)

店を出て、南大門ぐるっと巡ったけど、結局あのおじさんの店が一番いいものがあって、いい買い物ができましたよ?。
ただ、食器の店にも寄ったんだけど、好きな梅柄は見つけられず。もっと真剣に探せばあったかも知れないけどね。
途中で、屋台のホットック、はちみつ味を67円で食べる。甘くて美味しかった?(*´ω`*)
そして、屋台のはんこ屋さん。木製の彫りのある綺麗な印鑑を、同居人(あえてリアル夫とは言わない!私のリアル夫も妄想夫も、夫と名のつくものはカンマエ先生のみ!同居人にもはっきりとそう言ってある!(爆))の為に購入。その場でコンピューターで彫って貰った。
実は、お土産に四つ欲しかったんだけど、1個2万(1300円)ウォンとのこと。4個なら8万ウォンだよね。
もう帰国当日。財布の中には3万2千ウォンくらいしかない。うーん。
そしたら、「妻が帰ってきた」という韓ドラに出ているヨンフンお兄さんみたいなかっこいい日本語ぺらぺらのはんこ屋の兄ちゃんが、「もう正月で店じまいするし、今日、最初のお客さんだから、4個で6万ウォンでいいよ。」と言ってくれたんだけど、そんな金ねーし。今から両替すんの、ヤだし。
結局、1個だけ。だから2万ウォンでいいよ、ってことになった。
でも、作っているのを見ているうちに、自分のも欲しくなって「お兄さん。もう1個買うから、2個で3万ウォンにして♪」と頼んだら、ちょっと悩んで「いいですよ。」とのこと!!
これも、我が(心の)夫が……(*´ω`*)
ということで、財布の中は2千ウォン(130円くらい)。ほぼ綺麗に使い果たしてあとは帰るだけなんだけど、ホテルに迎えに来て貰えるのが16:30。
この時点で、まだ11:15くらい。
デパートに行けば、カードも使えるだろうし休めるし、ということで、ロッテ百貨店に。
ここでふと、私のツイ友兼弟子のAちゃんから教えて貰った情報を思い出した。ミョンミンさんの映画、ロッテ系列でやってるらしい。
そういえば、あるじゃないか。デパートの中に。映画館が。
ちなみにこの夜から舞台挨拶があることも教えて貰っていたけど、それにはあまりこだわりがない私。
ミョンたんに逢いたくない訳じゃないけど、逢ってもモノにできるわけじゃなしw(若い頃の私は逢ったらモノにしてきたタイプw)
鼻先にニンジンぶら下げられたら、余計辛くなる気がして。逢うべくして逢える時には逢いたいかな、とは思うけど、自分から必死になって逢うってことにはあまり興味がない。

時間も余ってるし、「ペース・メーカー」のチラシでも貰ってきたら記念だぜー、とか思って、映画館のある6階にあがってみた。
そしたら、ありましたよ!!

チラシ(というかポストカードサイズのしっかりした感じのもの)をゲットぉ!ツイ友さんのために多めに貰ってきた。えへへ♪
ここはいわゆる「シネマコンプレックス」ってやつで、複数のスクリーンがあるんですな。
で、「1」「2」「3」「5」と、それぞれ違う映画をやっている。で、最後に「Charlotte」。そこに「ペース・メーカー」の写真が出ているんですな。

意味がわからん。なんで、番号じゃねぇんだよ。
進んでみると、ミョンたん、いっぱい?????ヾ(@^▽^@)ノわあい

あっちにも、こっちにも!!

で、様子を見にチケット窓口に行ってみると、番号のは自販機みたいので買えるんだけど、やっぱ「ペース・メーカー」だけ、ない。
ふと見ると、隣に小さなカウンター。お姉さんが一人。「Charlotte」ってでっかく書いてある。
近寄ってみると、「ペース・メーカー」の写真と、韓ドラによく出てくる、カップル用のゴージャスシートの写真が!
それでわかった。ミョンたんの映画は、普通の映画館じゃなく、このゴージャスシートでやってるってこと!!??
ちょっと????!!願ってもないじゃないっすか!!
あのシート、1回で良いから体験してみたかった!!しかし、言葉もできない私が現地で映画なんて夢にも思わない。
今回だって、「ペース・メーカー」公開ってのは知ってたけど、映画見る予定なぞ、まったくなかったんだよ。そう、今の今まで。
今だって、チラシ貰いに来ただけなんだよ!!
けどね。
よりによってあのシートで、ミョンたんの新作って、我が(心の)夫が与えてくれた最後の奇跡だと思わない????
時計を見ると、11:47。次回上映時刻は…………12:10!!!!!
おいおいおいおいおいおい!!これも奇跡だろ!!運命だろ!!夫おぉおぉぉぉぉヾ(@^▽^@)ノ
もう、辛抱たまらんくなりました。思いきってねぇちゃんに英語で突撃。
「クレジットカード使えますかっ!」
……我ながら思う。まず、それかよ。
いや、だって、ウォン、ないんだもん。130円分しかないんだもん。
しかし、ねぇちゃん。Yesでもなければ、Noでもない。
韓国語でなにやら言ってくる。
うーん。わかんねーよ。ごめんよ。言葉も分からないくせに映画見る馬鹿なんか、そうそういないよね。
ここに来る人は、みんな韓国語わかる人だよね。普通そうだよね。
だめか?……。と諦めかけた時、一旦引っ込んだねえちゃんが連れてきたのは、日本語バリバリのイケメン兄ちゃん。
「こちらは、1人3万ウォンの高級なシートの部屋ですが、それでよろしいですか?」
「はいはい、それそれ!で、カードで支払えますよね?」
……我ながら思う。また、それかよ。先に確認することがあるだろう……。
「はい。支払えます。」
という返事を貰ってから、「あのー。ミョンミンさんの「ペース・メーカー」ですよね?」
「そうです。」
おっしゃー!これで完璧!!
座席は全部で40席そこそこしかない。ほんとに贅沢。
普通の映画館だったら、10000ウォンくらいで見れるらしいから、3倍なんだねぇ。それでも日本円で2千円ほど。
席の指定もできる。すでに2席のみ埋まっていたけど、殆ど選び放題。真ん中あたりの位置を指定。
「12:10からになります。今からもうお入り頂けますので、そちらからどうぞ。」とチケットを差し出された。
どこまでも完璧すぎる日本語だぜ。にいちゃん!!

しかしチケット入れもすげ?。高級そうな紙だよ?。
チケット見せてエスカレーターを上がると、いきなりありましたよ!

でかい!でかいよ!ミョンたん!!べろんべろんしていいですか!!(*´д`*)ハァハァ
さっきもでかいのあったけど、人がそこそこいたので我慢したんだ(*´д`*)ハァハァ
ここは誰もいねーぜ!!同行者と私のみだ。飛びかかろうかと思ったけど、その瞬間、頭をよぎった……。
もし誰かにその姿を見られたら、『こんな変態馬鹿がファンって、キム・ミョンミン、可哀想だな。』と、ミョンミンさんが恥をかくのでは。
……耐えたよ。耐えましたよ。最愛の(心の)夫の為に。
私はやっぱり、ミョンミンさんやカンマエ先生を大事に守りたいと思っているのだよ。これでも。
やっぱり、べろんべろんはホテルでやるべきだよな、うんうん。

で、暗い照明の絨毯の敷き詰められた廊下を進むと、「Charlotte」というライトの下に、執事のような兄ちゃんが。
案内されたラウンジが、これまた立派でビビリ気味w
兄ちゃんが、メニューを持ってきた。英語が併記されてあったので安心。フリードリンクの文字を確認w
アイスティーを頼んだら、兄ちゃんが指を一本立てて、まだ何か言ってる。
困ったぞ。相変わらずわからんぞ。
と思っていたら、今度は日本語バリバリのねえちゃんが来た。
「このラウンジでお飲み頂ける他に、館内でも1杯無料でお飲み頂けますので、どうぞお選びください。」
とのことでした。なるほど。指一本はそういうことか。
同じくアイスティーを注文して、一安心。
1杯飲み終えた頃、さっきの兄ちゃんがきて、案内してくれた。
その奥が「Charlotte」。

おー、すげー!にいちゃんもねえちゃんもいないうちに、写真を一枚。
座ってみると、ふっかふか!!身体が埋まりそう??!気持ちいい???!!こんな気持ちいいソファ、生まれて初めてだよ??!!
シートが大きすぎて、前も後ろも横も、人が見えない。完全にカップルシートだ!
でも、二人の間の肘掛けもかなりでかいので、そんなに近寄れない感じだけど、妄想は広がるよ。
小説で、ゴヌマエに映画館デートさせたくなってきましたよ??!(*´ω`*)
ミョンミンさん、ありがとぅ??!!心の夫・カンマエ先生、ありがとぅ???!!
こんな気持ちいい感じで、これからミョンミンさんの映画、見れるん?まじまじ??!!??(*´ω`*)
これも、我が(心の)夫が起こしてくれた奇跡だね?(*´ω`*)ほんとに奇跡だね??(*´ω`*)
ちなみにこのミョンミンさんも、このシートに座ってるっぽいね。(同じ場所ではないだろうけど。)

まずは日本と同じく、広告や予告が始まる。前の座席のライトが、次々変わって凄くきれい?!

(ここからは、キム・ミョンミンさんの映画「ペース・メーカー」の話になります。ストーリーには細かく触れませんが、ちょっとしたポイントには触れるので、そういう情報すらまだ一切知りたくない!という方は読まない方が良いです?。お気をつけ下さい。)
いよいよ。本編。
いきなり黒い画面に、荒い息づかい。
エロいよ!エロい!いや、違う!エロい映画じゃないんだよ。いや、でも、(*´д`*)ハァハァなんだよ。
やっぱさっき、べろんべろんすべきだったかな(*´д`*)ハァハァ
ミョンたんの(*´д`*)ハァハァが、もう私にはエロく聞こえちゃってるんだよ!!ここでいきなりゴヌマエモード発動だよ!
でも、画面が出ると、カンマエじゃなくて、マノなんだよw
ゴヌマエモードが一瞬で吹き飛んだよ!!
でもでも、可愛いんだよ!!あのヘアスタイルが、あの歯が、もう可愛くて可愛くてたまらないんだよ????!!!
なんだか、愛しくてたまらないんだよ????!!!
抱きしめてあげたい感じになるんだよ????!!!
ドラマの中で、女子に一回、ぎゅっと抱きしめられるシーンがあるんだけど、きっと同じ感覚なんだろうなw
カンマエ先生の中の人だから、ってのは私の中では大きいのかも知れないけど、でもそれはあくまでもきっかけであって、本当に可愛いんだよ!!!

ストーリーには触れないけど、内容は、いわゆるよくあるような感動もの。素直に見れば素直に感動できるわかりやすい感動ものでしたよ!
言葉が分らなくても、流れはちゃんとわかるような、分かり易い感動ものでしたよ。
だから逆に、ミョンミンさん程の俳優さんがやらなくても……。とも思ったんだけれど、でもね。
あの走るフォームの美しさ。きっといつもの如く、努力されたんだろうなぁ、と。あのフォームは、なかなか作れるものではないのではないか、と。
マラソンランナーって、上半身が殆ど動かないですよね。まさにそういう感じで、それが本当に美しい。カラダが綺麗だから余計にそう思ったのかな。
カンマエ時のカラダが一番好きな私にとっては、今回のミョンミンさんはかなり痩せすぎではあるんだけど、でも、相変わらず私の大好きな、首から肩のラインや、肩幅や、肩の高さや、胸や腕や手首や指が、もう美しくて美しくて。
私、ミョンミンさんのカラダフェチですから!!
あのカラダは私にとっては、世界一なんです。世界一好み!世界一美しい!もう、これ以上ないほど完璧!!
見てるだけでムラムラ、あいや、(*´д`*)ハァハァ、あいや、ずきんずきん、あいや、どきどきしちゃうんですよぅ?(*´ω`*)
なので、あのカラダ見てるだけで、ぼぅ?????(*´ω`*)っとできて、幸せでしたよ??(*´ω`*)
あれが、カンマエの時のカラダだったら、興奮しすぎて私、心臓止まってたかもね?!マジで。
ということで、あっという間の幸せな2時間でした。あぁ、もう、本当に可愛かったよ(*´ω`*)

映画館を出てから、旅行会社から貰ったお食事券を最後に使うべく、明洞の指定のレストランへ。
最後までベタな韓国料理で通そうと決めていた私は、ビビンバを注文!!本場のを最後に食って帰ろうと。
これが、お食事券で無料で食えるのか!!と思うくらい、美味しかったんだよ!!
味もあったんだよ!!(爆)付け合わせの惣菜小皿が10個くらい来たんだけど、みんなめっちゃ、美味いんだよ!!
ごめん。こんなに美味しかったんだ。ビビンバwww今まで誤解してて悪かったよ。許してくれ。

店を出て、ゆっくり明洞を突っ切る。
韓服を着た、可愛いクマのキーホルダー。欲しかったんだけど、りっぱなお土産屋さんで、日本円で約千円。
なんとなく買わずにいたら、この時屋台で発見。しかも、130円www
これも、我が(心の)夫が起こしてくれた奇跡(*´ω`*)
男の子バージョンのを買ってみました。カンマエ先生クマだと思って、べろんべろんしよう♪

で、ホテル到着が16時過ぎ。いいタイミング。結局迎えの車が16:19に来てくれました。
空港に向かう途中、お約束の食材店に立ち寄らされる。
おばちゃんが、無理矢理キムチの説明はじめたので、他の人に任せて逃げてみた私。
工芸品売り場をうろついていたら、うぁぁぁぁ!!派手な梅柄のステンレス箸????!!!!発見???!!!

右側が今まで使っていた地味な箸。左が今回発見した箸!
市場より値段は多少は高いんだろうけど、この柄が好きなんだから仕方ない!!
こんなところで、また夫の愛を確認出来るとは!www最後の最後までありがとう!我が心の夫ぉぉぉ(*´ω`*)

ということで、金浦空港発19:40のKE-2711便にて、日本に戻りました。
最後に思ったことは、現地の人たちに甘えないように、今度は少しでもしっかりと韓国語を勉強していこう、ということでした。ちょっと反省。
とっても幸せな三日間でした。夏前に、また行きたいと思います。

This entry was posted on 水曜日, 1月 25th, 2012 at 11:35 and is filed under マエストロ・カン, 旅行記. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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